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東京方面では良いお天気が続いて暖かいですが、桜の葉がずいぶん色づいてきました。
先週の新月に、スピリチュアル・アドバイザーのsayaさんとワークショップを無事に行いました。 雨の中をいらしてくださった皆さん、ありがとうございます。 sayaさんは、いままでも素晴しいワークショップをなっさっていますが、私にとっては初めての体験。 今回は、普段はなかなかお話できない、風水の基本的な考え方や気(=エネルギー)をどのように感じたらいいのかなどを、順を追ってお話しさせていただきました。 皆さんとの楽しいやり取りは、まさにライブな体験でした。 今年2007年は土の年。そして来年2008年は水の年。2004年から始まったビッグウエィブが、来年ひとつの収束を迎えます。変容をともなう収束なので、表面的には驚くような出来事も起こり得ます。こういうとき、自分の芯をしっかりと持っていることが大切で、だからこそ今回sayaさんと、家の中に瞑想のスペースをつくることを提案しました。周囲に振り回されないニュートラルな自分でいるために、ぜひ日々の中で瞑想の時間を持って欲しいのです。 ワークの後半では、実際にsayaさんに瞑想へ導入していただき、終った後は、とてもスッキリとした皆さんの顔が印象的でした。 何が好き? 何が大切? どんな場所が心地よい? 自分へのシンプルな問いかけが必要です。 私は最近、子猫を拾いました。とても衰弱していたので、すぐに診てくれるという救急対応の動物病院に連れて行くと、 「先天性の食道疾患があるので、手術が必要です」 と告げられました。レントゲン写真を見ると、食道が心臓を圧迫するくらいふくらんでいることが、素人目にもわかりました。 その手術費用は車が1台買えるような金額でした。ある程度の処置をしたら野良に戻すつもりで、本当に軽い気持ちで拾った子猫だったで、その金額を聞いたとき、“そんなのは無理!”と心の中で叫びました。 でも、私が引き取らなければ、こうした疾患をもつ子猫の里親を見つけるのは困難ということで、間違いなく保健所行きだと言うのです。点滴を打っている子猫を病院に預けて、帰宅した私は一晩悩みました。なぜ、あの道を通ったのだろう。拾わなければよかったと思いました。動物好きでも猫好きでもないのです。本当に、本当に悩みました。 結局、引き取ることに決めました。 ただ、あまりにも高い手術費用だったために、他の病院でも話しを聞いてみようと思い、心当たりの病院へ聞いてみると、ベテランの獣医さんが、「レントゲン写真を預かって、その猫をすぐに連れて来なさい」と言います。 そして、診察し終ると、 「たぶん、手術は必要ないでしょう。2〜3日預からせてください」 そう言って、獣医さんは笑顔を見せてくれました。 子猫は、ぐんぐん回復し、食道の腫れは先天性疾患ではありませんでした。 先に診察した動物病院に、そのことを話すと不可解そうでした。 手術をするまでは、縦に抱いてエサを与えなければ、吐き戻してしまうと思われていた子猫が、普通に自分でエサを食べて元気になったからです。 子猫は、うちの家族になりました。とても人なつっこく、やさしい女の子です。 拾ったことをあんなに後悔したけれど、カゴの中で丸くなっている子猫の姿を見ると、しあわせな気持ちになっている自分に気がつきました。 私は、たぶん“試された”のでしょう。 何が大切なのかを。
by onnomaki
| 2007-11-14 12:14
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