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3月に入ってもまだ寒い日が続いていますが、みなさんお元気ですか?
仕事にかまけて、なかなかこのブログを更新できないでいるあいだに、今年も四分の一を終えようとしています。 うちには「二十四節気ごよみ」という太陰暦のカレンダーがあって、ちょうどいまは、啓蟄(けいちつ)を過ぎたところです。啓蟄とは、太陽暦でいうところの3月5日か6日で、この時期、冬ごもりの虫たちが穴を啓(ひら)いて地上に這い出す…、つまり生き物たちがうごめき出すのだそうです。 虫嫌いの人が聞いたら背筋が寒くなりそうな言葉ではありますが、古人が自然とともにおおらかに生きていた様子が思い浮かぶ気がします。 私はいま、毎週一回、ある農家の方を取材させていただいているのですが、その方は自然農法で稲や野菜を育てていることもあって、自然にたいする眼差しがとても温かいのです。 たとえば、キャベツに青虫がついていたとしても、殺虫剤などはもちろん撒かないし、手で取り除くこともありません。 「人間の食べるものは、虫が食べたあとの余りもので充分」 という考え方です。 実際、青虫は、畑のすべてのキャベツを食い荒らすわけではなく、いくつかのキャベツを集中して食べるのだそうです。なぜそうなのかはわかりませんが、実は人間が思っているほど、自然界は極端な方向に傾くことはないのかもしれません。 ところで、自然界の時計と体内時計がずれてしまっていると、体も冬モードから抜け出せません。お日様が出たら、つとめて光を浴びるようにして、3分でも良いので深い呼吸をしたいものです。 まず、お日様に向かって立ちます。このとき、足は肩幅くらいに開き、肩の力を抜きます。腕は下ろして、手のひらをお日様に向けて軽く開きます。眉間の力を抜いて、お日様の光を体全身に染み込ませるようなイメージを持ってください。目は開いても閉じても結構です。呼吸はなるべくゆっくりと行い、特に息を吐くことに集中します。午前中のなるべく早めの時間がお勧めです。 それから、一日の中で、お水をたくさん飲むようにするといいです。万物が水を勢いよく吸い上げるこの季節、私たち人間の体も例外ではありません。 春野菜がもつ独特の苦味も体に活力を与えてくれます。せり、たけのこ、ふき…などを見かけたら、ぜひ食卓に取り入れてみてください。そういえば、母が、ふきのとうを近所の人にいただいたと言って、酢みそを作ってくれました。この季節ならではの、なんともいえない美味しさでした。 太陽浴、深呼吸、たっぷり水を飲む、春野菜を食べる…で、体は冬の眠りから目覚め、春の伸びやかなエネルギーで満たされるはずです。 ぜひ、試してみてくださいね。
by onnomaki
| 2006-03-12 10:50
| 深呼吸
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